アフタヌーンで連載してる小西明日翔先生の『来世は他人がいい』第5話を読んだので、ネタバレありで感想&レビューしていきます。
花ちゃん
前回の話は、以下の記事でまとめてるので、読んでない方は先にご覧ください。
直近ネタバレ | ||
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6話 | 全話まとめ | 4話 |
霧島は殺された赤座興業の組員の多田という男について吉乃に話します。ドライヤーを買いに行った吉乃は、車中から“赤座しおり”らしき女性をみつけ・・・?!
こちらでは、文字のみのネタバレになるので、漫画をちゃんと読みたい!!という方は、まんが王国なら『来世は他人がいい』を初回半額&お得に読むことができますよ。
以下、『来世は他人がいい』第5話のネタバレが含まれています。
目次
来世は他人がいい 第5話ネタバレ
赤座しおりを目撃した吉乃は、霧島にそのことを電話で知らせます。
父親である赤座会長も最近行動が掴めておらず、行方不明は狂言で親子そろって隠れている可能性が高いという霧島。
なぜそんなことをする必要があるのかと吉乃は訊くが、後で話すと言われ、目撃情報の詳細を霧島に訊かれます。
――赤座しおりが入っていった店は、NOX東京というクラブ。
霧島が属する砥草会系ではなく、吉乃の実家の桐ケ谷組系のシマです。
自分の予感が当たっているか確認するためにそのクラブに行くと言い出す霧島。
この男に電話なんかしなければよかったと後悔する吉乃は、霧島に余計なこと言ったのは自分なので自分が行くと覚悟を決めます。
事務所に電話すれば、染井組長の孫娘のわがままってことで通してもらえるだろうと言う吉乃。
2人でそのクラブに潜入することになります。
――2人の電話のやり取りを少し離れたところで聞いていた組員の橘と深山総長。
余計なことに首を突っ込むかもしれないから後を尾けるかどうか深山総長に尋ねる橘。
しかし深山総長は放っておけと言います。
しくじったら相応の責任をとらせればいいし、死んだら死んだときだと突き放した発言をするのでした。
クラブに潜入する吉乃と霧島だが・・・
クラブに潜入した吉乃と霧島。
大音響に人目を全く気にせずイチゃつくカップルたちに大困惑し、見つけられる気がしないと弱気になる吉乃。
一方吉乃にVIP押さえてもらった霧島は、赤座しおりはいると確信している様子。
クラブのVIPルーム
VIPルームで、友人の女性と話す赤座しおり。
赤座しおりの周りには、ガラの悪い護衛のための男性も数人います。
父親の命令で身を隠していて明日には海外に出る予定だと話す赤座しおり。
急にドアが開き、霧島が笑顔で入ってきます。
隣には吉乃もいます。
動揺する赤座しおりに、霧島は笑顔で挨拶しながら近づいていきます。
赤座しおりの友人の隣に腰かけ、雄弁に事の顛末を話し始める霧島。
赤座しおりと多田は闇バカラでイカサマを仕掛け、ド素人の金持ち相手に相当の稼ぎを出していた。
しかしそのド素人の金持ちが、今回実はフィリピンマフィアがバックについている社長だった。
その社長相手に5億円もイカサマ賭博をしてしまった赤座しおりたちは、フィリピンの犯罪シンジケードに命を狙われることになってしまったというのがこの事件の真相。
そのとき、VIPルームの入口ドアからガラの悪そうな3人の男が入ってきます。
瞬時に気づいた霧島が入口のドアの前に立っていた吉乃に声をかけようとしますが間に合わず、やってきた男の1人に邪魔と言われ、吉乃は顔を強打されます。
その場に倒れこんでしまう吉乃。
ガキ一人と舐めていたチンピラ護衛達ですが、霧島は男を蹴り倒し首を掴んで床に押し倒します。
そして馬乗りになり目にフォークを突き刺します。
霧島はブチ切れていて、お前らは全員殺すと恐ろしい形相で叫びます。
VIPルームでの乱闘
霧島にフォークで目を刺された男は、悲痛な悲鳴をあげます。
護衛たちと霧島の大乱闘が始まります。
数人相手にひたすら殴る蹴る霧島。
一方、殴られ床に倒れていた吉乃。
鼻血を抑えながら人に殴られるのは、こんなに痛かったっけと思います。
平衡感覚がおかしい為起き上がれずうずくまったままの吉乃だが、目線だけ乱闘中の霧島の方に動かします。
霧島の様子を見て、稲森さんから聞いた”霧島の過去の暴力事件を思い出す吉乃は、霧島ならやると確信します。
なぜ全力で人のこと殴れるのかなぜあんなに強いのかと思いながら、吉乃はこんなところで逃げてたまるかと決心し、先ほど購入したドライヤーの袋を掴みます――。
・・・・・・
その間も霧島と男たちの激しい乱闘が続いています。
霧島は太ももにナイフを刺されたり怪我をしながらも、ひたすら殴る蹴るを繰り返します。
霧島が少しよろめいた瞬間、霧島の背後から死ねと叫びながら霧島の頭を狙って殴りかかってくる男。
しかし、その男は吉乃に頭を思いっきり殴られ倒れ込みます。
なんと吉乃は買ったドライヤーでその男に一撃を食らわせたのでした。
鼻血を出しながら凄みたっぷりに啖呵を切る吉乃を、呆然と見つめる霧島。
新品ドライヤーが壊れてしまったと吉乃が文句を言う中、吉乃の顔から血が出てると呟く霧島。
霧島は吉乃を殴った男を起こしお前が殴ったから吉乃血が出てるんだけどと言い、男の顔面をおもっきり殴り潰します。
それでも気がすまない霧島は執拗に殴り殺そうとしますが、吉乃が霧島の頭をたたいて一回殴られただけで殺すのはやりすぎだと止めるのでした。
赤座しおりを慌てて探すと、助けを呼ぼうとしたところに飛んできた灰皿にあたって気を失って赤座しおりは床に倒れていました。
死んでないか心配する吉乃に対して、吉乃に叱られたのを引きずっているらしい霧島は死んでてももういいよと言い出し、吉乃にカツをいれられるのでした・・・。
終結した事件。霧島に吉乃は・・・
放課後の高校の吉乃の教室。
霧島は吉乃の前の席に座り、赤座会長は実質破門になり、娘は海外に高飛びになったことを話します。
乱闘直後より明らかに増えている霧島。
霧島は桐ヶ谷組のシマで迷惑をかけたことから家でかなり殴られたと笑顔で説明します。
そして吉乃も蓮二に電話で怒られてしまったので、あの場に吉乃を連れて行くべきではなかったと謝る霧島。
霧島は受け取ってほしいと言って、吉乃の机にドンとカバンを置きます。
カバンの中身は、なんと1千万円。
驚愕する吉乃に霧島は説明します。
実は例のフィリピンの犯罪シンジケートと深山一家は、裏で掛け合いをしていた。
回収した5億をフィリピンの犯罪シンジケートと深山一家は折半。
会長と娘を捕まえてきた報酬として、その内の1千万円を霧島が貰ったと言います。
吉乃が自身の臓器を売って400万円を作ってきたことに対し、自分も筋を通したいと思っていた霧島。
臓器を売ろうと思ったが売れる臓器はないし角膜は大した金にならないので、この手に入れたお金で自分も誠意を見せたいといいます。
それを聞いた吉乃は呆れたように、お金もいらないし角膜もいらないと言います。
これから新しいドライヤー買いに行くのに付き合ってと言う吉乃に、霧島は一瞬驚いたような表情をみせるけれど、笑顔で快諾します。
教室を後にする2人。
霧島はドライヤー買った後どうするかと楽しそうに聞きますが、吉乃は家に帰ると即答するのでした―――。
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来世は他人がいい第5話の考察・感想
あぁ、エグイですね・・・。
躊躇なくフォークで目を突き刺すなんて・・・。
キレた霧島が負ける気はしないので、そういう意味で心配はしなくて読めるんですけど、ヤクザ漫画感が満載の今話でしたね。
しかし今話は、ドライヤーが大活躍でしたね。
こんな使い方があるとは!!
霧島が言ってることって相変わらず、かなりヤバイ次元。
ですが、イイ感じに話が纏められてましたね。
つくづく恐ろしい漫画だなと(笑)
霧島のヤバさは全方向に人間離れしてるのに、吉乃も読者もそれに慣れてきてしまいそうで怖い漫画です。
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文字だけだと大まかなストーリーは分かるけど、絵がないと物足りないですよね?
やっぱり、漫画はちゃんと読んでこそ100倍面白く感じると思うので、まだコミックを読まれてないのなら、ぜひ購入して楽しんでください!

ゆめちゃん
単行本を集めたいと思っている方は、ぜひ利用してみてください。
まとめ
以上、『来世は他人がいい』第5話のネタバレになります。
文字のネタバレだと、細かい描写などは伝わらないし、面白さも半減してしまいます。最近は電子書籍のおかげで場所を取らず、安く漫画を読めるようになってますよ。
『来世は他人がいい』を集めようか迷ってる方は、こちらも参考にしてください。
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