ジャンプSQ.で連載している鏡貴也先生、 山本ヤマト先生の『終わりのセラフ』第98話を読んだので、ネタバレありで感想&レビューしていきます。
そらくん
前回の話は、以下の記事でまとめてるので、読んでない方は先にご覧ください。
直近ネタバレ | ||
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99話 | 全話まとめ | 97話 |
シノアは、姉である真昼との過去を思い出していました。天才である真昼と常に比較されるシノア。シノアは、姉にばかり負担をかけることを心苦しく感じています。そんな真昼も、グレンには純粋な恋心を抱いていました。しかし、妹のシノアの力を隠し、守るために、真昼は自分が普通の女の子として生きるのを諦めてしまったのです。姉のことを何も知らない、と改めて思うシノア。シノアは、クルルに真昼が訪ねてきた出来事を話すよう促すのでした。
こちらでは、文字のみのネタバレになるので、漫画をちゃんと読みたい!!という方は、まんが王国なら『終わりのセラフ』を初回半額&お得に読むことができますよ。
以下、『終わりのセラフ』第98話のネタバレが含まれています。
終わりのセラフ 第98話ネタバレ
要点だけ知りたい!って方の為に、『終わりのセラフ』第98話のおおまかな流れと注目ポイントを先にお伝えしておきます!
- ミカエラの快楽世界
- 真昼の暗躍
- 本当の敵
ミカエラ、グレン、優たちの動向が描かれる中、四鎌童子こそが本当の敵だと優たちに告げるクルル。シノアの体は四鎌童子に乗っ取られてしまいます。
ミカエラの快楽世界
施設の子どもたちを寝かしつける幼い優とミカエラの姿。
それを笑いながら見つめるのは、鬼化したミカエラでした。
自分が見ている2人が誰なのかは分からない様子です。ただ、とても愛しいと呟き、この場所を守る決意をします。
そらくん
侵入者が通る道となる棺を見つけ、容赦なく攻撃するミカエラ。
その道を作ったアシェラと鬼箱王(きせきおう)は、ミカエラとは違う場所で棺を覗き込んでいます。
恐らく行けると思う、と言った鬼箱王ですが、次の瞬間、ミカエラからの攻撃が棺から飛び出し、身体を串刺しにされてしまいました。
鬼箱王を助けながら、ミカエラの様子を尋ねるアシェラ。
鬼箱王は欲望を食って傷を治しにかかります。
ミカエラは快楽世界で閉じこもっているが、それを維持するためには大量の人間の欲望が必要だと言う鬼箱王に、無差別に人間に取り憑くようになると困ると返すアシェラ。
焦りからか、早く道を繋げと鬼箱王を急かします。
そこに月光韻(げっこういん)がやって来ました。
雷鳴鬼と白虎丸の行方を尋ねる月光韻に対し、全滅すると困るから呼んでない、とアシェラは返します。
力がいるからくれ、と言って簡単に人間から力をもらった月光韻を見て、仲が良いなと呟くアシェラ。
お前は仲良くないのか、と尋ねられ、優の顔を思い浮かべますが、どうかねぇ、と言っただけでした。
鬼箱王が道を作ったとほぼ同時にミカエラからの攻撃が飛んできます。
それを見て、いくつも道を開けるから入れるのに入れと言う鬼箱王。
月光韻は、その内の一つから侵入を試みます。
それを苦も無く防いだミカエラは、まずは侵入者の欲望を食ってやろう、と不敵に笑うのでした。
真昼の暗躍
グレンと真昼はどこかに向けて必死に走っています。
鬼の力を暴走させすぎて全身が筋肉痛だと嘆くグレン。
しかし真昼は、ミカエラに打った呪詛強化薬が切れる前にミカエラを『鬼呪装備』化しないといけないと言い、自身とシノアの中にある四鎌童子の因子を抑え込むために自分に注射を打ちました。
一方、シノアは、クルルに真昼は一体何をしていたのかと尋ねます。
クルルは、真昼が訪ねてきた時のことを語り始めました。
・・・・・
『過去回想 8年前の吸血鬼の第三首都サングイネム』
クルルは兄を真祖に奪われ、真昼は人生を丸ごと真祖にめちゃくちゃにされました。
加えて、真昼は今年のクリスマスに生贄(いけにえ)になって死ぬと決まっています。
それをクルルの前で嘆く真昼。
しかしクルルは、お前の話はどうでもいいと一蹴し、アシェラはどこだと真昼に詰め寄ります。
焦るクルルに、真祖を抑え込んでからこの話を進めたい、と自分に注射を打つ真昼。
しかし、薬が効きすぎて吐血し満身創痍の状態になってしまいます。
ボロボロになりながら、手を組もうと言う真昼。真昼が死なないよう、吸血鬼化してくれと頼みました。
目的を尋ねるクルル。
そんなクルルに、真昼は、自分の人生を自分で決め、自分の人生の黒幕になることが目的だと告げたのです。
ゆめちゃん
目の前のシノアに向かって、今お前はどっちだと聞くクルル。
いまいち質問を理解していないシノアに、クルルは突然攻撃を仕掛けました。
本当の敵
クルルの攻撃は、何らかのバリアによって防がれます。
それに驚く君月たちをよそに、クルルはこう宣言しました。私たちの敵は四鎌童子だ、と。
すぐさまその口を塞ぐシノア(四鎌童子)。
私こそが君たちの味方だと言いますが、真昼が打った薬の効力によって意識が混濁しているようです。
そこにグレンと真昼が飛び込んできました。
優に向かって、ミカエラを優の鬼呪装備にすると叫びます。
そらくん
唐突に知らされたことに頭がついていかない様子の優。
準備しろと指示を飛ばすグレンの傍らで、四鎌童子はアシェラに、人間がそちらに行く前にミカエラの魂を確保しろと命令したのでした。
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文字だけだと大まかなストーリーは分かるけど、絵がないと物足りないですよね?
やっぱり、漫画はちゃんと読んでこそ100倍面白く感じると思うので、まだコミックを読まれてないのなら、ぜひ購入して楽しんでください!

ゆめちゃん
単行本を集めたいと思っている方は、ぜひ利用してみてください。
終わりのセラフ第98話の考察・感想
今回はミカ、優、グレン、アシェラなど様々なキャラの視点からのお話でした。
ようやくグレンと優が合流しましたが、優はまだ理解できていないようです。という私も、最近の急展開に追いついていないのですが…。
クルルと真昼の過去のやり取りも明かされました。
もう少し深い協力関係にあるのかと推測していたのですが、真昼が一方的にクルルに取引を持ちかけたんですね。
真昼の行動力に驚かされるとともに、真昼も自分の人生を取り戻すために必死に行動していたということが伝わってきます。
シノアの意識は半分四鎌童子に乗っ取られてしまったようですが、これからどうなるのでしょうか?
ミカエラの鬼呪装備化は間に合うのか、次回が楽しみですね。
まとめ
以上、『終わりのセラフ』第98話のネタバレになります。
文字のネタバレだと、細かい描写などは伝わらないし、面白さも半減してしまいます。最近は電子書籍のおかげで場所を取らず、安く漫画を読めるようになってますよ。
『終わりのセラフ』を集めようか迷ってる方は、こちらも参考にしてください。
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