花とゆめで連載してる幸村アルト先生の『コレットは死ぬことにした』第90話を読んだので、ネタバレありで感想&レビューしていきます。
花ちゃん
前回の話は、以下の記事でまとめてるので、読んでない方は先にご覧ください。
直近ネタバレ | ||
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91話 | 全話まとめ | 89話 |
坂の上の奥様の異変に気付いたコレットとアフロディーテ。アフロディーテは恋愛相談会として話を聞き、その奥様の話を聞いて旦那から暴力を振るわれていたことが発覚。それを聞いていた宝石職人のの男性が奥様を助けるために動いて無事解決します。そして、やっと雷と雨が止み、空に光が差してきました。
文字のみのネタバレになるので、漫画をちゃんと読みたい!!という方は、まんが王国なら『コレットは死ぬことにした』を初回半額&お得に読むことができますよ。
以下、『コレットは死ぬことにした』第90話のネタバレが含まれています。
目次
コレットは死ぬことにした 第90話ネタバレ
雨と雷が止み、疲れ果てたのか猫の姿になって目を回しているゼウス。
ゼウスは「ぼくもうむり…。おうちかえる」と弱音を吐き、ヘルメスはそんなゼウスを抱えて、帰ったらヘラ様にヨシヨシしてもらいましょうと言っていた。
その横で、ヘファイストスはガイアの泉を嬉しそうに混ぜていた。
キュクロプスが、母なる泉にフルパワーの雷と、大匙2のセキエイを空気をふくませるようにさっくりと混ぜて冷やせば鏡ができると言うので、料理のレシピみたいだとヘファが言う。
キュクロプスは目が一つしかない代わりに雷と石の声を聴く力をもらったため、何と何を混ぜればできるのかが分かるのだと答えた。
そのあと、ゼウスやヘルメス、ヘファに「この泉のことは誰にも言わないように」と忠告。
世界には誰の手も届かず、英知の及ばない不思議なものがあった方がよいのだと説明すると、ヘファはその神秘に触れられたことに感謝しますと嬉々として返事をした。
ヘルメスは、いつか世界が滅亡するときに暴露本を出そうかと考える。
心削られる3人の裁判官たち
ハデスが死者に牢屋行きを告げると、その死者は何か罪を犯しましたか!?と理解できてない様子。
ハデスも罪は犯していないが、話を聞く限り天国行きとは言えぬのだといい、檻の中に閉じ込めるわけではなく、広い平地に大勢の死者がいるのだと説得するが納得してくれないでいた。
その死者は納得できないまま連れていかれた。
昨日から数えて50人の死者の裁判を終え、疲れた様子のラダマンテュス。
今裁判した人が分かってくれるかと心配するアイアコスに、ラダマンテュスはきっと天国に行ったら他の人を巻き込んで暴走しそうだと答える。
人格に問題ありな奴も牢屋行きなら結構な人間が牢屋行きになんだなとミノスが言うと、牢屋って言葉には少し語弊はあるかもだけどそうしないと顧みてもらえないとラダマンテュスが答える。
ミノスは今の奴は本気で善人だと思っているのに顧みるのかと言い、3人は悩む。
清廉潔白な人間なんて、そうそういないことは元人間のラダマンテュスたちも分かってる。
他にも仕事をサボっていた死者、新人教育のために叱る死者、悪気があってやったわけじゃないと不満をもらす死者…。
わたしが何罪か言ってみなさいよ!!という問いに答える事なく、ハデスは牢屋行きを言い渡す。
名前のある罪ではなく、しかし決して善ではない。
そんなごくありふれた無自覚の悪意と対面することが、こんなにも心削られるものだなんてと疲弊の色を隠せない3人は、いっそすごい悪い人の方が割り切れて楽かもと思ってしまう。
ラダマンテュスたちは、冥府の裁判官が何たるものか、まだ分かっていなかったのだ。
裁判官の仕事をできているか不安に思うラダマンテュスたち
ラダマンテュスが“しっかりしなきゃ”と思っていると、次の死者が現れる。
その死者は、まだ言葉も話せないくらい幼い子供で、ハデスは審議の必要はなく天国行きを言い渡すと一時宮廷を告げ、疲弊した3人に休んで治すように伝えた。
ハデス様は平気なんですか?とラダマンテュスが尋ねると、仕事だから裁判所に入ったら冷静でなければならないと答えるハデス。
そして、ハデスがガイコツにアスポデロ(天国)へ行き、先ほどの子供に会いに行くと告げるとラダマンテュスたちも一緒に言っていいかとお願いをし、一緒に行くことに。
天国はエリュシオンに似ている、キレイな花畑のある場所だった。
ハデスは、先ほどの子供にここは苦しいことも悲しいこともないと告げた後、次お前が生まれるとき、大きな幸がお前と共にあるようにと伝える。
その様子を見ていたラダマンテュスたち3人に、天国の死者はハデスは必ずああして愛に来てくれるのだと教え、そのときに初めて顔も知るのだと言った。
そして、その死者たちは嬉しそうに話をしていると、ミノスがやっぱ牢屋行きの奴らとは違うと言う。
そのあと、皆さんはどちら様?と訊かれ、なんて答えればいいか悩むラダマンテュス。
裁判官と答えようとしたが、本当に裁判官をできているのかと不安に思い、それ以上の言葉を言えずに黙ってしまった。
そのとき、舟渡しのカロンがやってきて水鏡が届いたことをハデスに伝える。
水鏡がやってきて…
ガイコツたちは、裁判所に水鏡を設置し、これで元通りだと喜んでいた。
しかし、突然フッと水鏡が真っ黒になってしまい慌てているとハデスたちが戻ってきた。
ハデス達も真っ黒になった水鏡を見つめ、ダメなのかと心配しているとカッと眩い光を放ち、水鏡からその場にいる人達の心の声が映し出される。
ガイコツたちは自分たちの不手際で水鏡が壊れたのかと心配する声、カロンはゼウスは本当に作ったのかと疑い、ミノスたちは冥府の裁判官だといえるのかと心配する心の声。
そんな心の声を聞き、ラダマンテュスはハデスの方を向く。
ハデスの心の声は、ラダマンテュスたちを冥府から解放するべきかと悩んでいた。
死者の相手に堪えている3人が私のように眠れなくなってほしくないことや、裁判官の部下が欲しいと考えなければこんな面倒ごとは起きなかったかも。
でも、そんな自分を否定もしたくなかった。
もし、冥府に家来が増えたなら大事にしてやりたいと思ったことを─…。
ハデスがそんなことを思ってくれていたことを知ったラダマンテュスたち。
すると、水鏡は正常に戻り、皆がハデスの方を向く。
ハデスは、鏡が戻って空も冥府の裁判官は冷静でならないと告げる。
でも人の心を失ってはいけない。死者に嘆き、傷つき労わるお前達は私が求める裁判官であると言ったあと、裁判を再開するがお前たちはどうする?とラダマンテュスたちに尋ねた。
3人は互いの顔を見合い、笑顔になった。
・・・・・
裁判所に戻った3人は死者の前に座る。
「私達は冥府の裁判官です。では始めましょうか」
今やっと、本当に私達はそうだと言えるようになったラダマンテュス。
これからもずっと、冥府の神についていくと誓うのでした。
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コレットは死ぬことにした第90話の考察・感想
名前のない罪…。たしかに色々ありそうですね。
そんな無自覚の人達を相手にするのは大変だと思います。
これを読んで私自身もそういった無自覚の罪を犯しているだろうし、コレットの世界の天国に行くのはなかなか難しいな…という気持ちを抱きました。
ラダマンテュスたちが裁判官としての気持ちを強める話でしたが、読んでて心に来るものがありました!次回も楽しみです。
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文字だけだと大まかなストーリーは分かるけど、絵がないと物足りないですよね?
やっぱり、漫画はちゃんと読んでこそ100倍面白く感じると思うので、まだコミックを読まれてないのなら、ぜひ購入して楽しんでください!

ゆめちゃん
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まとめ
以上、『コレットは死ぬことにした』第90話のネタバレになります。
文字のネタバレだと、細かい描写などは伝わらないし、面白さも半減してしまいます。最近は電子書籍のおかげで場所を取らず、安く漫画を読めるようになってますよ。
『コレットは死ぬことにした』を集めようか迷ってる方は、こちらも参考にしてください。
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